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久保建英と引き換えに別の選手がレアル・ソシエダへ？

　レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英を再獲得する時、レアル・マドリードは代わりの選手を提供することを検討しているようだ。22歳のセルヒオ・アリバス・カルボ（レアル・マドリードが権利の50%保有）や19歳のニコ・パスが交換対象の候補に挙がっていると、スペインメディア『ディアリオ・ゴール』が報じている。

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　久保は今季公式戦16試合に出場し5得点3アシストを記録。昨季は開幕戦からゴールを決める活躍を見せると、今季も2年連続の開幕戦ゴールで好スタートを切っている。最近は勢いが失速しているが、それでも依然としてレアル・マドリードが再獲得を望んでいるとの噂は絶えない。来夏の移籍市場で何らかの動きがあると考えられている。久保には6000万ユーロ（約97億4000万円）の契約解除金が設定されているが、同選手の権利の50%を保有しているレアル・マドリードは、その半分の3000万ユーロ（約48億7000万円）で再獲得することが可能だ。

　しかし、同メディアは移籍金だけでソシエダが久保の売却を了承するとは考えておらず「レアル・マドリードは同選手の契約解除金を支払う用意はあるが、ソシエダも代わりの選手を要求するため、久保だけの移籍はないだろう」との見解を示している。選手の意思と契約解除金の支払いによる一方的契約解除も可能だが、クラブ間の関係に亀裂を入れないようにするため、同メディアは「彼らは手ぶらで終えたくない。この作戦からできるだけ多くの利益を得るため、このアジア人選手との交換で、ソシエダに移籍する可能性のある選手には、セルヒオ・アリバス・カルボやニコ・パスがいる」と報じている。