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エムバペ、プレミアリーグ移籍もささやかれるが…

　パリ・サンジェルマンに所属するFWキリアン・エムバペに関して、レアル・マドリードが獲得に向けた交渉をしていないと声明を出した。これを受けてプレミアリーグに移籍するのではとのうわさも出ている。スペインメディア『MARCA』は12日、エムバペがリバプールに移籍する可能性と、リバプールが獲得を断念するシナリオを伝えた。

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『MARCA』は、『The Daily Star』の報道として、リバプールが来季、エムバペとFWヴィクター・オシムヘンの強力コンビを作りたがっていると伝えた。

　一方で『MARCA』はエムバペを獲得するために、サウジアラビアのアル・イテハドが獲得を目指しているとされる、リバプールのエースFWモハメド・サラーを手放さなければならないと指摘する。

　同メディアはエムバペをオシムヘンと組ませるプランを「悪い選択肢ではない」と評価した。一方で、同メディアはジョゼ・モウリーニョの存在が障壁となりうると推察する。

　モウリーニョ監督は2013〜15年にチェルシーを率い、サラーも14〜16年にチェルシーに所属していた。ただ、モウリーニョ監督はサラーを15〜16年にかけてフィオレンティーナ、ローマにレンタル移籍させている。

　同メディアは2人について「チェルシー時代から良好な関係を築けていない」と分析。モウリーニョ監督がサウジアラビアに移籍するとすれば、サラーの移籍も立ち消えとなってしまい、エムバペのリバプール加入もかなわないのではと指摘した。