レアル・マドリーのDFラファエル・ヴァランヌは15日、仏紙『レキップ』に対して、マンチェスター・ユナイテッドとPSGからのオファーを断ってマドリーを選んだ理由を語った。
ヴァランヌは、2011年夏に18歳でランスからレアル・マドリーへ移籍。当時について「マドリーが僕に関心を持っていたと聞いたときは即『もちろん行くさ』と言ったわけではない」と若い年齢でのビッグクラブ移籍は賢明な判断であるか悩んだことを明かした。
それでも、「監督が1軍の為に欲しいと言ってくれた時に決断を下した」と、当時チームを指揮していたジョゼ・モウリーニョ監督からの高い評価が後押ししたことを明かした。
また、現在チェルシーを率いているモウリーニョ監督が13日に英紙『デイリーメール』に対して、ヴァランヌがユナイテッド移籍目前だったことを暴露。これについて問われると「ユナイテッドもPGSも僕に関心を持っていた」と事実であることを裏付けた。
しかし、結果はマドリーへの移籍を選択。理由について問われると「ユナイテッドすでにフィル・ジョーンズを獲得していた。PSGはカタール人会長が就いて間もない頃だったからプロジェクトがまだ明確でなかった」と答えた。
ヴァランヌはモウリーニョ監督の下で2012/13シーズンに頭角を現すものの、昨季は膝の怪我もあってリーグ戦14試合の出場に留まった。今季はリーガとCL以外にもUEFA&スペインスーパーカップを含めて公式戦12試合中8試合に出場し、計534分間プレーしている。
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