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【写真:Getty Images】
アストン・ヴィラで苦境に立たされるクレマン・ラングレ
現地時間5日、スペインメディア『スポルト』は「バルセロナがクレマン・ラングレの状況を案じている」と報道した。ラングレは現在アストン・ヴィラにローン移籍中で、権利をバルセロナが持っている。今季の彼はUEFAヨーロッパカンファレンスリーグに3試合出場したのみで、リーグ戦には一度も出ていない。
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昨シーズンにバルセロナからトッテナムへローン移籍し、リーグ戦26試合に出場したラングレ。『スポルト』によると、今季アストン・ヴィラへのレンタル移籍を要請したのは、指揮官であるウナイ・エメリだという。それにも関わらず、現在は明らかに指揮官の構想外だ。
また、同メディアは「バルセロナにはラングレのサウジアラビアへの移籍もオプションとしてあった」と報じている。今シーズンの開幕前、アル・ナスルは同選手に対し1500万ユーロ(約23億円)を支払う準備があったという。しかしラングレは欧州残留を希望し、中東行きを望まなかった。
アストン・ヴィラのほか、ラ・リーガではアトレティコ・マドリードとセビージャが同選手のレンタル移籍を検討していたが、最終的にはプレミアリーグでプレーを続行することになった。
権利を所有する選手がリーグ戦に出場できないことは、バルセロナにとっては資産価値を下げることになる。『スポルト』は「バルセロナとの契約は2026年まで続いており、今のところ誰もローンを打ち切ることを考えていないが、この状況が続くのならばその話も出てくるだろう」と指摘する。
しかし同時に、同メディアは「ラングレはいまだ多くのポテンシャルを秘めており、市場には質が高く経験豊富な左利きのセンターバックの選択肢はそう多くない」とも述べている。
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