Jリーグ 最新ニュース
海外含む6度の移籍、大怪我、W杯…。齋藤学は酸いも甘いも、すべて経験してきた。そんな波乱万丈なキャリアを、齋藤自身はどう見ているのか。今年33歳となった同選手に、赤裸々に語ってもらった。今回は一部を抜粋してお届けする。(取材・文:藤井雅彦)
【写真:Getty Images】
「生活リズムとしてはあまり健全ではなかった」
最近の約1年間で2度にわたる海外移籍も経験している。韓国やオーストラリアでのプレーも、決して平坦な道のりではなかった。異文化との遭遇は、新たな価値観と気付きを与えてくれた。
【今シーズンのJリーグは「DAZN for docomo」で!
いつでもどこでも簡単視聴】[PR]
「韓国では、初めての海外移籍だったのでストレスを感じることもありました。チームメイトやスタッフはみんな優しかったけれど、生活面で難しいことが多かったです。どうしても外食が多くなってしまう状況で、油や辛さに適応できなくて(苦笑)。だんだんと精神的に参ってしまって、朝6時半まで寝付けない。ようやく眠ってから昼くらいに起きて、夕方開始の練習に臨むけど、生活リズムとしてはあまり健全ではなかったと思います。
用意していただいたマンションの部屋がとても質素だったので、途中から無印良品でクッションや絨毯、あとは観葉植物を買ってきました。あとはユニフォーム交換したものを飾ったりしたら、気がラクになっていってパフォーマンスも上がりました」
異国の地で戦う難しさと自身の弱さと向き合い、乗り越える。攻撃に違いを生み出す選手として重宝され、水原三星のK1リーグ残留に貢献した。
それでも契約延長のオファーを勝ち取れなかった。本当の理由なのか定かではないものの、「身長が低いから」という理不尽な理由を受け入れ、南半球のオーストラリアに新天地を求める。
(取材:文:藤井雅彦)
【この記事はインタビューを一部抜粋したものです。記事全文では齋藤学選手が自身の波乱万丈なキャリアを赤裸々に明かしています】
【了】