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2023シーズンは終盤へと突入したが、4つのタイトルを残す浦和レッズには過去最大クラスの過密日程が組まれている。疲労の色が隠せなかった24日の浦項スティーラーズ戦を0-2で落とした浦和は、この苦境をどのように乗り越えるのだろうか。(取材・文:ショーン・キャロル)
339日間の長いシーズン
浦和レッズの2023シーズンに向けた準備は、マチェイ・スコルジャ新監督が沖縄でのトレーニングキャンプのために選手たちを集めた1月11日に始まったが、このシーズンが終わるのは最も早くてその338日後となる。サウジアラビアで開催されるFIFAクラブワールドカップ初戦で、レッズはクラブ・レオン(北中米カリブ海王者)と対戦する。
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もちろん、レッズは今年4月に延期されたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022決勝の宿敵アル・ヒラルとの決勝1stレグのためにすでに一度この地域を訪れており、12月15日にジェッダでメキシコのクラブを倒すことができれば、シーズンはさらに1週間延長されてさらに2試合が行われる。そして、準決勝では欧州チャンピオンのマンチェスター・シティと対戦することになる。
火曜日に行われたACLでの浦項スティーラーズに対するホームでの2-0の敗戦は、60試合に及ぶ可能性のあるシーズンのうちの49試合目であり、本当に消耗の激しい仕事の連続による代償は大きかったに違いない。
「今年は非常に厳しいシーズンで、まだ多くの試合が残っているので、選手たちをどのように管理するかを考えなければならない。今日はその一例だった」とスコルジャは韓国クラブに敗れた後に語った。
「例えば、浦項は直前のリーグ戦とほぼ同じ選手を使っていたが、私にはそれができなかった。したがって、今この瞬間は非常に困難であり、選手の起用には細心の注意を払わなければならないことを認めざるを得ません」
「まだよく分からないが、おそらくこの試合後にまた怪我人が出ることになるだろうが、名前については言いたくない。これは私たちにとって本当に、本当に深刻で難しい瞬間です」
このような容赦のないスケジュールを管理するのは、指揮官にとって確かに過酷な仕事に違いない。ただ、レッズの選手たちは、まだシーズンは1/6を残しており、苦戦が続いている結果として浦項戦を説明するのを躊躇していた。マリウス・ホイブラーテンは次のように語る。