アジアサッカー・AFCチャンピオンズリーグ(ACL) 最新ニュース
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第3節、浦和レッズ対浦項スティーラーズが24日に行われ、0-2で浦和は敗れた。酒井宏樹が「負けたことから学ばないといけない」と言うように、1勝1分1敗というグループステージを折り返した浦和に足りないものを明確にする必要がありそうだ。(取材・文:元川悦子)
過密日程が続く浦和レッズ
9月からスタートした23/24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループステージも第3節に突入。22/23シーズン王者の浦和レッズは24日、本拠地・埼玉スタジアムに同組最強の敵・浦項スティーラーズを迎えた。
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ここまでの浦和は武漢三鎮に2-2、ハノイFCに6-0の1勝1分。首位・浦項は2連勝で勝ち点差は2。確実にグループを突破しようと思うなら、この一戦を勝ち切って、11月8日のアウェイに乗り込むことが肝要だ。浦項も負傷者続出ということで戦力ダウンを強いられているだけに、ここは一気に畳みかける必要があった。
目下、J1優勝争い、11月4日のYBCルヴァンカップ決勝・アビスパ福岡戦と重要マッチの続く浦和にとっては想像を絶するほどの過酷な日程だが、マチェイ・スコルジャ監督は10月20日の柏レイソル戦から6人のスタメンを変更。「総力戦」で勝ちに行く構えを見せた。
序盤の浦和は伊藤敦樹のミドルシュート、安居海渡のシュートなど積極的な姿勢を示し、悪くない入りを見せたようにも見えた。しかし、両サイドや各ゾーンでマンツーマンを採る浦項の変則的守備に徐々に苦しみ始める。ボール支配率自体は上回り、敵陣に侵入もしていたが、厳しい寄せと球際の強さでボールを失い、一気にスピードでカウンターを繰り出されるという悪循環に陥っていったのだ。