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これまで世界各国から外国人監督が来日し、Jリーグで指揮を執ってきた。個性豊かな歴代指揮官の中から、今回は外国籍監督の勝率ランキングを紹介する。※J1通算50勝以上の監督を対象。1998年以前は引き分けがなかったため、勝率は[勝利/(勝利+敗北)]で統一する。
10位:ペトロヴィッチ
勝率:56.6%(552試合236勝135分181敗)
国籍:オーストリア
生年月日:1957年10月18日
在籍クラブ:サンフレッチェ広島(2006年6月~11年)、浦和レッズ(2012年~17年7月)、北海道コンサドーレ札幌(2018年~)
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来日18年目を迎えたミハイロ・ペトロヴィッチは歴代10位の勝率を記録している。サンフレッチェ広島、浦和レッズ、北海道コンサドーレ札幌を率い、ここまで外国人監督歴代最多となる236勝を挙げている。
来日当初は試行錯誤の連続だった。成績低迷により辞任した小野剛監督の後任として2006年6月に広島の監督に就任したが、1年目は10位、2年目は16位でJ2降格を味わった。しかし、1年でJ1に復帰し、翌年は4位に食い込む。J2を経験した広島に浸透した「ミシャ式」の可変システムは、それを受け継いだ森保一監督の下で結実することとなる。
ミシャ自身は2012年に浦和レッズの監督に就任する。広島時代の教え子、柏木陽介や槙野智章らを獲得して立て直し、2度のステージ優勝を達成した。2016年にはルヴァンカップを制したが、翌年は中位に沈み、7月に解任されている。
約半年の充電期間を経て、ミシャは北の大地に足を踏み入れる。前年にJ1残留を果たしたチームをJ1に定住させるべく戦い、クラブ史上最高位となる4位でシーズンを終え、自身は最優秀監督に輝いた。チャナティップや鈴木武蔵の移籍などがある中、若手を抜擢して魅力あるチームを作っている。