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【写真:Getty Images】
冨安健洋、チェルシー戦は後半開始から出場
アーセナルに所属するサッカー日本代表DF冨安健洋は、現地時間21日のプレミアリーグ第9節・チェルシー戦で左SBオレクサンドル・ジンチェンコに代わり、後半の開始から途中出場した。英メディア『Arsenal Insider』はジンチェンコが相手に狙われていたと分析したほか、ジンチェンコにはない冨安の長所を指摘している。
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ミケル・アルテタ監督は英メディア『BBC』の取材に対し、ジンチェンコがチェルシー戦で11分にイエローカードを受けたことから冨安と交代させたと話している。
『Arsenal Insider』はジンチェンコについて、最高の状態であればサイドから中央に流れ、試合を支配してくれる存在だと評価している。だがこの試合では不調だったとしたほか、DFウィリアン・サリバ、DFガブリエウ・マガリャンイス、DFベン・ホワイトとDFラインを形成したのなら、ジンチェンコが相手チームから狙われるのも無理はなかったと振り返る。
その上で同メディアは冨安について、ジンチェンコのようなプレーメーカーではないものの、堅実な守備をこなし、1対1で簡単に負けず、空中戦に強い点がジンチェンコを上回ると指摘。「驚くべき適応能力を示している。ジンチェンコのように中央に入る意欲があり、必要であれば素早く元の位置に戻る」と評価している。
同メディアは、アルテタ監督が今後、さらに冨安の守備力に頼る可能性があると見ている。「ジンチェンコは優れた選手だが、冨安の状態が万全ならシーズンが進むにつれ、より目立つようになる」と見込んだ。
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