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【写真:Getty Images】
鎌田大地、3試合連続で途中出場
ラツィオに所属するサッカー日本代表MF鎌田大地に、クラブが早期の新契約締結を希望していると報じられている。だがセリエAでは現地時間9月23日の第5節以降、5試合続けてスタメン出場を果たせずにいる。イタリアメディア『Rompipallone』は、マウリツィオ・サッリ監督が鎌田をベンチに置き続ける理由とその「証拠」を伝えた。
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鎌田は10月21日の第9節、サッスオーロ戦で79分からピッチに立ったが、これで途中出場は3試合連続となった。
『Rompipallone』はクラブが鎌田と、来年1月にアジアカップが始まる前に契約延長の手続きを完了させる考えでいると伝えた。
その上で同メディアは、なぜセリエAで鎌田がベンチを温め続けているのか推察した。
鎌田は開幕節から4試合続けてスタメン出場していたが、同メディアの分析によると、サッリ監督は第4節のユヴェントス戦で「何かがうまくいかなかった(と感じた)」。そこで鎌田を第5節のモンツァ戦から控えに回したと紹介した。
同メディアは鎌田が先発出場できない理由について、セリエAへの「適応の問題」と説く。セリエAは戦術面で非常に複雑で、サッリ監督は鎌田に過度なプレッシャーをかけさせたくなかったと想像した。
それでもクラブが鎌田に期待を寄せ続けている証拠として、鎌田が9月19日と10月4日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の2試合でスタメン出場したことを挙げている。「鎌田はセリエAよりもCLに慣れている」と説明し、セリエAに関してはリーグに適応でき次第、出場機会を増やすと示唆した。
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