サッカー日本代表 最新ニュース
サッカー日本代表に選ばれる道はとても険しく、所属クラブで結果を残していたとしても呼ばれ続ける保証はない。11月にはFIFAワールドカップアジア2次予選、来年1月にはAFCアジアカップも控える日本代表の新戦力を発掘すべく、なかなか招集されない実力者5人を紹介する。※成績は15日時点
MF:三好康児
所属クラブ:バーミンガム・シティ(イングランド2部)
生年月日:1997年3月26日(26歳)
今季リーグ戦成績:11試合2得点2アシスト
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三好康児がチームにインパクトを与えるのに要した時間はわずか53秒だった。今季バーミンガム・シティに加入した三好に、大きなチャンスが回ってきたのが8月19日のブリトスル・シティ戦の試合開始直後。コーナーキックに両軍の選手が競り合い、こぼれたボールが三好の下へ。利き足とは異なる右足を振り抜くと、ゴール右上に勢いよく突き刺さった。
今月3日のハダースフィールド戦ではグラウンダーのクロスに飛び込んでゴールを決め、前線へ飛び出してパスを受けたシーンでは絶妙な間合いからアシストを記録している。ここまで11試合すべてに出場しており、直近では5試合連続で先発出場している。
屈強な男たちが集うチャンピオンシップ(イングランド2部)で167cmと小柄な三好が生き残るのは決して簡単ではない。それでも類まれなパスセンスと左足のキックを持つ三好はバーミンガムで立場を確立しつつある。世代別代表時代からともにプレーしてきた堂安律や久保建英、川崎フロンターレのアカデミーでともに戦った板倉滉や三笘薫といった盟友と、日本代表で再会することはできるのだろうか。