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三笘薫の代役は？

　サッカー日本代表は13日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023でカナダ代表と対戦する。三笘薫が体調不良により今回の活動を辞退したため、左サイドに誰を起用するのかはこの試合における注目ポイントになる。12日に行われた前日会見で森保一監督は同ポジションの選手起用について言及している。

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　指揮官は「これまでにやってきたことをふまえると、彼がこのメンバーにいることは当然」と三笘の存在の大きさを認めつつ、「怪我や出場停止、コンディション不良などもあり、必ず招集できるとは限らない」と今後もアクシデントが起きる可能性についても触れている。

　FIFAワールドカップアジア予選やAFCアジアカップも控える中で、「誰かに依存するのではなく、誰が出ても勝つ、誰と組んでも機能するというところ、普段から共有している部分を明日の試合、次の試合でできればと思う」と選手層の重要性を強調している。

　三笘に代わって出場する選手が活躍すれば、チーム力はさらに高まるだろう。指揮官は左サイドの人選について「いつも通り、今日（12日）の練習を見て最終的に決めたい」としつつも、「中村敬斗がまずは候補」と個人名を挙げている。

　中村は初の先発出場となった9月のトルコ代表戦で2得点を挙げてアピールに成功している。「トルコ戦で2点取ってチーム（スタッド・ランス）に帰って、いい流れで調子も少しずつ上がってきたと感じている。得点とアシストもリーグ・アンでできたので、明日もこの調子でいきたいですね」と述べ、カナダ代表戦での活躍を誓っている。

　ドリブルでサイドから打開できる三笘とは異なり、中村はよりゴール前で自身の特徴を発揮できるタイプだ。伊東純也と共闘するランスでは「（伊東がいる）逆サイドからのクロスに入る意識は前よりも強くなっている。セカンド（こぼれ球）が絶対にあるし、そこが一番点を取れるタイミングなので、スプリントして入っていきたい」と活躍のイメージを膨らませた。

【了】