サッカー日本代表 最新ニュース
10月シリーズに臨むサッカー日本代表のメンバーが4日に発表された。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、今季のスタッツを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは日本代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。(成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。発表時のメンバーが対象)
10位:板倉滉(ボルシア・メンヒェングラートバッハ/ドイツ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年1月27日
市場価値:1200万ユーロ(約16.8億円)
23/24リーグ戦成績:7試合2得点0アシスト
日本代表通算成績:21試合1得点1アシスト
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ここ数年で劇的な進化を遂げた板倉滉は、今や日本代表のディフェンスラインにおける中心人物だ。9月シリーズでは冨安健洋と初めてセンターバックコンビを組み、強豪ドイツ代表を前に最少失点で乗り切った。この2人の鉄壁ぶりは、世界に誇る武器の1つと言っていいだろう。
危機察知能力の高さは板倉を語る上で外せないポイントであり、読みを利かせた鋭いインターセプトやシュートブロック、素早いカバーリングなどでチームをピンチから救い出す。「フィジカル」で相手を圧倒し続けるタイプではないが、185cm・75kgという恵まれた体格を活かした前向きな守備の強度は高く、今季ブンデスリーガではチーム最多となる11回のファウルを記録。精度は高める必要があるかもしれないが、それだけボールホルダーに対しアグレッシブにチャレンジできている証拠だろう。
ボランチでもプレー可能なほど足元の技術に優れているのも板倉の特徴で、鋭いプレッシャーを受けても冷静に回避することができ、正確なロングフィードで攻撃のリズムを変えることもお手のもの。このあたりはドイツやイタリア(ナポリ移籍の噂が出た際)のメディアからも高く評価されている。そのため、「スキル」の数値はDFとしては高めの「62.6」を叩き出した。