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【写真:Getty Images】
ブレントフォード戦では決勝点アシストを記録したイングランド代表DF
現地時間11日、英紙『ガーディアン』が「(イングランド代表DF)ハリー・マグワイアは同国のレジェンドであるデイビッド・ベッカムに感謝している」と報じた。9月の国際親善試合(スコットランド代表戦)のあと、マグワイアは同氏から「暴言に対してどう向き合うべきか」についてアドバイスをもらった。
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9月12日、イングランド代表はグラスゴーのハムデン・パークに乗り込んだ。後半から途中出場したマグワイアは、67分にオウンゴールによって1点を献上してしまう。イングランド代表は3-1で勝利したものの、同選手への誹謗中傷は苛烈を極めた。
『ガーディアン』によると、試合後にはベッカムからマグワイアへ電話があったという。マグワイアはそのときの模様を、同紙に次のように伝えている。
「彼は私に、私のキャリアとその中で経験した大切な瞬間を思い出させてくれた。困難な状況にいるときは、過去の経験やキャリアにおいて自分がどこに辿り着いたかを振り返る必要があるんだ」
マグワイアは所属するマンチェスター・ユナイテッドでも矢面に立たされ、エリック・テン・ハフ監督にはキャプテンの座を剥奪された。そんな状況下でも、彼はイングランド代表での地位を保ってきた。立ち直る方法を教えてくれたのは、アルゼンチン代表戦(1998年のフランスワールドカップ)でレッドカードを受けた後のベッカムだという。
「彼も私と同じ立場にいたことがあり、それがどのようなものかを知っている。私はドキュメンタリー(4日からNetflixにて配信中)を見たけど、彼がどれほどの経験をしてきたのか信じられなかった」
そしてマグワイアは今、誹謗中傷の声をかき消そうとしている。先週末、ユナイテッドはブレントフォードと対戦し、2-1で勝利を収めた。そのときにスコットランド代表MFスコット・マクトミネイの決勝点をアシストしたのは、マグワイアである。
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