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【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティ戦で決勝点に絡む活躍を見せた冨安健洋
現地時間8日、プレミアリーグの第8節が行われた。サッカー日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルはホームにマンチェスター・シティを迎え、1-0で勝利している。9日、英メディアの『Football FanCast』がこの試合を受け、冨安に対し「信じられないほどの能力」と評価した。
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リーグ戦におけるアーセナルは、対シティにおいて実に12連敗中だった。同クラブが最後にシティから勝ち点3を獲得したのは、アーセン・ベンゲルとマヌエル・ペジェグリーニ両監督の時代までさかのぼる。
歴史的な勝利の立役者のひとりに、日本人DFの姿があった。途中出場した冨安は86分、後ろからのフィードをヘディングでドイツ代表MFカイ・ハフェルツに繋ぐ。最後にそのボールを受けたブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリが、ゴールへと突き刺した。
『Football FanCast』はアーセナルの監督ミケル・アルテタの発言に触れながら、冨安の非凡さについて評価する。同メディアによると、先週アルテタは次のように述べていた。「彼はバックラインのどのポジション、どのフォーメーションでもプレーできる。我々のチームにそのような選手は他にいない。ディフェンスにおいては、おそらく彼は私がこれまで見てきた中で最高の選手のひとりだ」
同氏の評価を引継ぎ、『Football FanCast』は先発選手のうち「冨安の代わりが務まる選手はいるか?」と展開した。「アルテタの言う通り、冨安には守備的ポジションのどこでもプレーできる信じられないほどの能力がある」
当初は右サイドバックとしてアーセナルでブレイクした冨安だが、今シーズンは負傷して長期離脱中のオランダ代表DFユリエン・ティンバーに代わって左サイドバックを務める場面もある。
そこで、同メディアは「(オレクサンドル・)ジンチェンコの立場が安泰ではなくなるかもしれない」と指摘した。「今シーズン、彼がフル出場したのは1試合(トッテナム戦)だけだ。それはすなわち、アーセナルが守備の時間に入ったとき、彼が試合を終わらせる選手としてはベストではないことを示している」
「誰もがそれぞれの役割を持っているが、冨安は今、サイドでコンスタントにプレーすることで、その実力を見せつけるチャンスに直面しているのだ」
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