ミランのフィリッポ・インザーギ監督は、10月8日に同クラブへの就任100日目を迎えてこれまでを振り返っている。ミラン専門のニュースサイト『ミランニュース』が12日付で伝えた。
ミランでの100日間について尋ねられたインザーギ監督は「美しく、感情的で、無我夢中だった」と振り返り、自らが愛したクラブで仕事が出来ることの幸せを噛み締めているようだ。
また、自ら作り上げたチームについて聞かれると「セリエA最高の攻撃陣は、我々の長所だ」と、6節でリーグトップタイの13得点を挙げている攻撃力を称えた。その一方で、「ディフェンスも見ていかなければいけない。仕事をし、練習をして、ひたむきに打ち込むことで、最高の状態になれる」と守備の重要性も強調した。
今季の目標については「1試合1試合を生きていく。我々は新たなチームで毎試合成長してかなければならない」と、具体的な順位は口にしなかった。それでも、「昨季より上手くやる必要がある。ヨーロッパの外にいるわけにはいかない」とチャンピオンズリーグ(CL)出場への強い意欲を伺わせた。
今季ここまでファンもインザーギ監督のサッカーに好意的な反応を示している。さらに、MF本田圭佑が抜群の活躍によって欠かせない選手となった背景にはこの指揮官の存在も大きい。
現在、セリエAで5位につけるミラン。次節はアウェーでヴェローナと対戦する。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→
関連リンク
本田に生きる道はあるか?
強いやつに勝ちたい。世界中に認められたい
遠藤保仁、W杯を語る。日本サッカーが手にした知性
本田圭佑という哲学 世界のHONDAになる日
代表23人が語る 敗北の真実
ザックジャパンの軌跡 蒼き戦士たちの躍進とブラジルでの敗北、そして未来