UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL) 最新ニュース
世界では、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、フットボールチャンネルでは近年のスタッツを中心に様々なデータを集計し、5項目の能力に分類して数値化してランキングで紹介する。今回はMF編。
10位:マルセロ・ブロゾビッチ(クロアチア代表)
生年月日:1992年11月16日
所属クラブ:アル・ナスル(サウジアラビア)
22/23リーグ戦成績:28試合3得点5アシスト(インテル)
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クロアチア代表のマルセロ・ブロゾビッチは、今年夏にインテルからサウジアラビアのアル・ナスルへ移籍したMFだ。2021/22シーズンはセリエAの年間最優秀MF賞を受賞したほか、ルカ・モドリッチらとともにクロアチア代表の躍進を支えてきた選手である。
ブロゾビッチを世界最高峰のMFに押し上げているのは、やはり「IQ」の高さで、能力値は「89.8」となっている。高い「スキル」でインテルのプレーメーカーとして絶妙なボールさばきを見せて攻撃を組み立てた。隙があれば自ら相手のペナルティーエリア内に侵入していくこともあり、予想外のところから数的優位を生み出すことができる。
身長は181cmとそれほど高くなく、足が速いわけでもない。それでも相手より良い位置で準備をして先手を取ることが多く、「守備」は「84.3」と高いレベルだ。
今夏の移籍市場でバルセロナも欲しがったブロゾビッチ。争奪戦の末に新天地はサウジアラビアとなったが、30歳となった今でも世界のトップレベルが欲しがる非凡なセンスの持ち主だ。