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ピケ、カタルーニャ独立に関して言及「住民投票に賛成している、独立に賛成しているわけではない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケ【写真:Getty Images】

 バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケは、12日のEURO2016予選第3節ルクセンブルク戦前日の記者会見にてカタルーニャ独立に関して言及した。

 9月11日に行われたカタルーニャ独立の是非を問う住民投票の実施を呼びかける大規模なデモに参加したピケ。これについて問われると「僕はカタルーニャの独立の意思を問う住民投票に賛成している」としながらも「独立には賛成していない。民衆が思想を表すのは民主的なことだ」と、あくまでも投票によって人々が深く考えることが重要だと述べた。

 また、このデモへの参加がスペイン代表での人間関係に影響を及ぼす可能性を危惧されていることには「僕は代表チームではいつもエンジョイしているよ。それはそれ、これはこれだ」とし、「僕はサッカー選手であると同時に市民でもあるから僕の意見を述べたりする。僕の職務に影響は出ない。人々がそれについてどう思っているかは別だ。でも大切なのは結果を出すことだ」と語った。

 9日のスロバキア戦のミスによって渦中にいるGKイケル・カシージャスについては「この前は誰もが上手くいかなかった」と、敗因はカシージャスのみではないことを強調し「彼は疑いの余地のないプロフェッショナルだ。彼のポジションでは世界最高の一人。仲間とキャプテンとしていてくれるのは最高だよ」と変わらぬ信頼を示した。

【了】

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