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久保建英、今季5ゴール目を挙げる活躍

　サッカー日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地時間9月30日のラ・リーガ第7節、アスレティック・ビルバオ戦で3−0の勝利を収めた。追加点となる今季5ゴール目を決めた久保は、尻を振るようなゴールパフォーマンスの意味について問われ、同僚選手の名を挙げた。スペインメディア『Relevo』が報じている。

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　久保のゴールが生まれたのは1−0で迎えた48分。左サイドからMFブライス・メンデスがグラウンダーのクロスを送り、FWウマル・サディクがスルー。ペナルティエリア中央やや右に走り込んだ久保は、このボールを左足でダイレクトで振り抜く。ボールはゴール右隅に吸い込まれた。

　ゴールを決めると久保は控え選手の前まで駆け寄り、左膝の裏を押さえてから尻を突き出し、振るようなポーズを決めた。

　現地メディア『M+ LALIGA TV』のインタビューに答えた久保は、やや風変わりなゴールパフォーマンスを見せた理由を語っている。

「DFアリツ・エルストンドと約束したんだ。エルストンドにささげるために踊った。もう2回も踊ったよ」

　エルストンドはけがの影響で開幕から欠場続き。前節のバレンシア戦には出場したが、ラ・リーガでは1試合の出場にとどまっている。今節もベンチ入りしたものの出場機会はなかった。

　アスレティック・ビルバオとの「バスク・ダービー」で再び活躍した久保は、結果に満足しているようだ。

「（ゴールは）多ければ多いほどいいでしょ？もしかすると、素晴らしいゴールを決めたDFロビン・ル・ノルマンやFWミケル・オヤルサバルが（新聞の）一面を飾るかもしれない。ただ、僕がチームの力になったことは明らかだし、とてもうれしい」