レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が、昨季FCバルセロナのMFセルヒオ・ブスケツがバロンドール候補の23人のリストに入らないよう圧力をかけたという。スペイン紙「スーペルデポルテ」が伝えている。
圧倒的な経営力でレアル・マドリーの収益記録を更新したペレス会長。2012年1月からFIFAサッカー委員会の一員であり、バロンドール選手候補の選択においても彼の発言の価値は重要視されている。
同紙によると、ペレス会長はその他の委員会メンバーにブスケツはバロンドール候補に値しないと進言。クラシコでの態度が理由の一つとして挙げられた(一番有名なのは2011年にマルセロに“モノ” [猿]と呼んだ件)。
昨季ノミネートされたMFリストにはイニエスタ、エジル、ピルロ、シュヴァインシュタイガー、ヤヤ・トゥーレとシャビがいたが、ブスケツの名前は無かった。しかしバルセロナが昨季無冠、そして今季はブスケツ自身のスロバキア戦でのパフォーマンスが現地で疑問視されているため、今回はむしろ候補として選ばれるのに圧力が必要そうだ。
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