マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース

ブラジル代表FWはこれまで捜査協力のために4試合を欠場していた

　現地時間29日、英メディア『BBC』はDV疑惑がかけられていたブラジル代表FWアントニーがマンチェスター・ユナイテッドの練習に復帰すると報じた。同選手は、元パートナーのガブリエラ・カヴァリンを含む3人の女性から告発されていた。クラブの関係者によると、アントニーが疑惑を否定する証拠を提出したという。

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　DV疑惑をかけられ、ブラジルとイギリスの両方で度々報道されていたアントニーがユナイテッドの練習に復帰する。29日、英メディア『BBC』は同選手が「ブラジルとイギリス両方の国で逮捕も起訴もされていない」と報じた。　

　また、ユナイテッドは声明で「アントニーの雇用主であるマンチェスター・ユナイテッドは、警察の捜査が進む間、彼がキャリントンでのトレーニングを再開し、メンバー選考の対象になることを決定した」と述べた。ただ、『BBC』によれば29日の練習には参加しない見込みで、30日のクリスタル・パレス戦も欠場する見込みとなっている。

　元パートナーのカヴァリンを含む3人の女性からの告発に対処するため、アントニーはユナイテッドから全額有給休暇を与えられ、これまで4試合を欠場している。

　9月4日、カヴァリンはブラジルの報道機関『UOL』に対し、「1月15日にマンチェスターのホテルの一室でアントニーが“頭突き”で暴力をはたらき、医師の治療が必要なほど頭部を負傷した」と述べた。

　また、同氏は「胸を殴られ、シリコン製の乳房インプラントが損傷し、矯正手術が必要になった」とも主張している。

　続いてライッサ・デ・フレイタスとイングリッド・ラナもそれぞれ被害を受けたことを明らかにしていたが、アントニーはこれを否定している。

　ユナイテッドは声明において、「6月に初めて疑惑が生じて以来、アントニーはブラジルと英国の両方で警察の捜査に協力しており、今も要請に応じている。クラブとして、私たちは暴力行為と虐待行為を非難する」と述べた。