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来季より明治安田生命J1リーグが20クラブに拡張されることに伴い、降格枠は最下位1クラブに絞られた。今季も残すところあと6節。来季もJ1で戦う資格を得るのはどのチームなのか。下位3チームの直近の動向を整理しつつ、クライマックスを展望する。(取材・文:ショーン・キャロル)
残留争いの主役は3チームに
そして3つになった。
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J1も残り6試合。「争い」というと少し語弊があるかもしれないが、降格をめぐる争いは3クラブに絞られた。クライマックスに近づく中で、柏レイソルは下位3クラブの中で最も健闘していると言えるだろう。
湘南ベルマーレはここ22試合でわずか2勝しか挙げておらず、勝ち点21で最下位に沈んでいる。また、17位の横浜FCもここ14試合でわずか2勝しか挙げておらず、湘南との勝ち点差は1(得失点差は横浜FCが7下回る)しかない。
この2クラブは先週末も敗れている。横浜FCはアウェイでアルビレックス新潟に1-3で敗れ、湘南は“ホーム”の国立競技場で川崎フロンターレに0-2で敗れた。両チームともすぐにでも調子を上げられないようなら、最終節の直前、第33節の直接対決が運命を決める降格決定戦になるかもしれない。
横浜FCは最悪のスタートを切り、最初の10試合で1度も勝てなかった。周囲からはほとんど見放されるような状況だったが、5月に5試合で3勝と復活の兆しを見せ、16位まで順位を上げ、明るい未来が待っていることを予感させた。
しかし、四方田修平監督が率いるチームの期待は、梅雨の雨に流されるように打ち砕かれた。5月28日にアウェイでセレッソ大阪に2-0と完敗。それ以来は前述したとおり、たった2勝と低迷が続いている。