UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL) 最新ニュース
2023年夏の移籍市場が終了しておよそ3週間が経過した。各クラブが新戦力を迎えて足りない部分を補っているが、その一方で余剰戦力も生まれている。今回は新天地がうまく決まらなかった選手を紹介する。※リーグ戦成績は『transfermarkt』を参照。
ジェイドン・サンチョ(イングランド)
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
生年月日:2000年3月25日
2022/23リーグ戦成績:26試合6得点3アシスト
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ジェイドン・サンチョはマンチェスター・ユナイテッドで構想外だったわけではない。ただ、夏に放出しておけば、と思いたくなる状況であることは間違いないだろう。
2021年夏にボルシア・ドルトムントから8500万ユーロ(約119億円)の移籍金で加入したサンチョは、ユナイテッド1年目で適応に苦しんだ。それでも、2年目の昨季は存在感を強め、プレミアリーグで6得点を挙げている。
期待の中で今季に入ったが、9月3日のプレミアリーグ第3節アーセナル戦でメンバー外になると、エリック・テン・ハフ監督のコメントにサンチョが反論するという問題が発生。規律違反でトップチームから外れることになり、現在もサンチョが謝罪をするような気配はない。
この問題が解決しなければ、サンチョには他クラブに行くしか道はない。もし、問題が表面化する前からサンチョの姿勢に指揮官が不満を持っていたのであれば、クラブは夏に放出するという選択肢もあっただろう。いずれにせよ、現時点で起用することのない選手が在籍していることは財政的に痛手となる。