レアル・マドリーにとって悲願のデシマ優勝へ導いたカルロ・アンチェロッティ監督がフランス誌『ソ・フート』のインタビューに応じ、FWクリスティアーノ・ロナウドとFWズラタン・イブラヒモビッチの寛大さを絶賛した。
同時に、プレミアリーグのサッカー精神を称え再び英クラブの監督を務めるのが夢だとも認めた。更に、マドリーに就任してからロッカールームで争いは一度もなかったとも供述した。
「私のチームで最もタレントが豊富な選手はクリスティアーノだ。毎年50ゴール決めるけど、チームメートにも監督にも協力的だ。彼はエゴイストじゃない。アシストも出来て、チームの為に犠牲にもなれる。イブラヒモビッチもそうだ。私が知っている最も寛大なサッカー選手だ。全世界が真逆のことを考えているのは残念だよ」
2009年から2011年までチェルシーにいたアンチェロッティ監督はデシマ優勝の後にはプレミア帰還について考えなかったものの、いつかは戻りたいと述べた。
「いつかは戻りたい。他国にあるプレッシャーがないからね。私が一番疲れるのは何か分かるか? 人々の無礼だ。マスコミやクラブ会長のプレッシャーには耐えられるけど、スタジアムでの横暴な言動は無理だ。私の母や父に対しての無礼な言葉を受け入れるのは困難だ」
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