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【独占インタビュー】日本の猛攻食い止めたジャマイカの守護神ライアン・トンプソン。今後については「Jリーグでプレーしたいね」

10日に行われた日本代表との試合で、好セーブを見せたジャマイカ代表GKライアン・トンプソン。日本の前に立ちはだかった守護神にインタビューを実施。試合のことや日本滞在での思い出などを語ってもらった。

text by ダン・オロウィッツ photo by Ryan Thompson

「日本代表のプレーに感銘を受けた。本当によく組織されたチームだった」

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ライアン・トンプソン【写真:トンプソン選手提供】

――ジャマイカ代表は選手の負傷離脱や直前のメンバー変更がありました。あなたは日本戦に向けてどのように準備しましたか?

ライアン・トンプソン「チームメートたちは世界中から集まって来たので、僕たちに与えられた準備のための時間は限られていた。試合前に一度しかチームでのトレーニングを行えなかったんだ」

――ジャマイカ代表には若い選手たちが多くいます。皆さんが子供の頃、1998年のフランスW杯でジャマイカが日本を倒したことについてチーム内で話すことはありましたか?

「フランスW杯で日本を倒したことはジャマイカにとって歴史的な瞬間だよ。今でもあの勝利について話すし、僕たちの歴史の一部として認められているんだ」

――オウンゴール以外は香川や本田といった選手たちに対して無失点で試合を終えました。これは日本の選手が苦しい状況だったということでしょうか? それともあなたが素晴らしい試合をしたということでしょうか?

「彼らが悪かったとは思わない。彼らは僕にトップクラスのセービングを強いたからね。日本のようなワールドクラスのチームと対戦するということで、僕のモチベーションは非常に高かった。僕は一生懸命プレーするし、才能もあると知っていた。自分の力を見せる舞台だけが必要だったんだ」

――試合後に本田圭佑とユニフォームを交換していましたが、それはあなたからお願いしたのですか? それとも本田から? 彼は何か言っていましたか?

「試合後に話をして、本田が「グッドゲーム」と言ってきたら彼にユニフォーム交換を頼もうと思っていたんだ。僕は彼や香川、タンパベイ・ローディーズでのチームメートである山田(卓也)のことを本当に尊敬しているよ。彼らは日本人の素晴らしい選手たちだ」

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