Jリーグ 最新ニュース
サッカー日本代表が2試合を2連勝という結果で終え、今週末には明治安田生命J1リーグが再開する。残り8試合と佳境に差し掛かる今季、優勝争いの行方はどうなるのか。ヴィッセル神戸が逃げ切るか、横浜F・マリノスが再びひっくり返すか。優勝の可能性がある上位6チームを展望する。(文:ショーン・キャロル)
Jリーグも同じ構図に?
最も裕福なチームがプレーするサッカーは素晴らしいものであるが、タイトルが毎年同じ手に渡ってしまうと、欧州最大のリーグのファンは、すぐに非常に退屈になってしまうという。
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例えば、5月のドイツではバイエルン州以外のどこにも大きな失望があった。ボルシア・ドルトムントがブンデスリーガシーズン最終節に敗れて、バイエルン・ミュンヘンがリーグ11連覇を達成している。また、フランスではパリ・サンジェルマンが11年で9度目の優勝となった。3冠を達成したマンチェスター・シティがプレミアリーグのタイトルを獲得したのは、ペップ・グアルディオラ監督率いるチームがトロフィーを高く掲げた6シーズンで5回目となった。
ラ・リーガは毎年2強のレースであり、過去20シーズンのうちバルセロナとレアル・マドリード以外のチームが優勝したのはわずか3チームである。セリエAはユベントスが2011/12シーズンから19/20シーズンにかけて9連覇を達成したが、それと比較すると過去3シーズンで異なる3つのチャンピオンが誕生したことで、はるかに興味深いリーグになっている。
もちろん同じレベルではないが、Jリーグは近年、危険なほど似た領域に近づいており、前回王者の横浜F・マリノスと川崎フロンターレは過去6シーズンに渡ってのタイトルを分け合っている。