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ドイツ代表戦で2アシストの久保建英

　サッカー日本代表は現地時間12日にキリンチャレンジカップ2023でトルコ代表と対戦する。4-1で勝利したドイツ代表戦で2アシストを記録した久保建英は、「勝てば官軍じゃないですけど、勝つことが一番みんなの期待、注目をいい感じで受けられる」と勝利へのこだわりを見せる。

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　在籍2年目のレアル・ソシエダでは、開幕から4試合で3得点1アシストという素晴らしい数字を残し、すべての試合でマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。さらに、ドイツ代表戦では途中出場から2アシストと、好調ぶりを代表でも見せている。

「成長というか、自分の一番やりたいポジションで使ってもらえれば、あのくらいはできるよっていうのは前から思っていました」

　自身の戦術理解度の高さなどもあり、これまでの久保は様々なポジションで起用されてきた。昨季のソシエダでは2トップの一角や左ウイングでもプレーし、FIFAワールドカップでも左サイドで起用された。日本代表では守備的なタスクに奔走することも多く、自身の特徴を発揮する場面は限られていた。

　しかし、今季のソシエダでは「僕のファーストチョイス」と話す右ウイングでの出場が続いており、日本代表でもトップ下や右ウイングで起用されている。「自分本来の力を出させてもらえる環境が徐々にできつつある」と、好調の理由が自身に与えられた役割にあることを示唆している。

　ただ、日本代表でこのポジションを掴むのは容易ではない。ドイツ代表戦でゴールを決めた伊東純也や、堂安律というライバルは強敵で、当然ながら結果を出し続けなければ、「力を発揮できるポジション」でプレーする機会は減っていくだろう。

　久保自身は「辺に焦りや緊張感もなく、いつも通りのプレーをすればいいという感覚が自分の中にある」と自然体を強調する。トルコ代表戦ではどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。

（取材：元川悦子【ベルギー】、構成：編集部）

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