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【写真：Getty Images】

上田綺世、CLでの起用が期待されたが…

　サッカー日本代表は現地時間9日の国際親善試合・ドイツ代表戦で4−1と快勝したが、フェイエノールトに所属するFW上田綺世は試合後、負傷で代表を離脱してしまった。オランダメディアはUEFAチャンピオンズリーグ（CL）での起用が予想されていた上田の状態を注視している。

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　上田はドイツ代表戦で1ゴールを挙げたものの、10日のチーム練習には参加せず。同日、代表を離脱すると発表された。練習欠席について「左足の違和感」と伝えられているが、全治は明らかになっていない。

　フェイエノールトは16日、エールディビジ第5節でヘーレンフェーンと戦う。19日にはCLグループリーグ・セルティック戦が控える。

　CLでは、今季リーグ戦で5ゴールを決めているエースFWサンティアゴ・ヒメネスが昨季のUEFAヨーロッパリーグ（EL）準々決勝・ローマ戦第2戦でレッドカードをもらい、セルティック戦を含むCL2試合に出られない。エールディビジ第4節までいずれも途中出場している上田に先発のチャンスが回ってくると予想されていた。

　オランダメディアは上田の負傷を一斉に報じている。『Voetbalzone』は「この負傷は次なる挫折となる」と、オランダ代表活動中に負傷して離脱したルシャレル・ヘールトロイダに続く負傷者の発生を伝えている。「FCユトレヒト戦で加入後初ゴールを決めた上田が、ヒメネスの代役になるのは当然」とした上で「問題は、このアジア人選手が間に合うかどうかだ」とCLの行方を憂える。

『Soccernews』は「上田も出られないとなれば、アルネ・スロット監督は言葉を失うだろう」、『FCUpdate』も「CLで深刻なストライカー問題が発生することになる」と嘆いている。

【了】