10日のドイツ紙『WAZ』によると、今夏からボルシア・ドルトムントに加入したFWチーロ・インモービレがブンデスリーガについての印象を語ったという。
インモービレは、昨シーズンのセリエAの得点王。しかし、ブンデスリーガに移籍した今シーズンはチャンピオンズリーグでは連続得点しているものの、リーグでは7節を終え1得点と実力を発揮できていない。
ドルトムント自体も、昨シーズンのブンデスリーガ得点王FWロベルト・レヴァンドフスキの抜けた穴は大きく、現在13位と不調。しかし、ドイツ紙『ビルド』でインモービレは「我々ドルトムントは優勝するために厳しい状況にある。それでも誰も投げ出したりはしていない」と諦めない姿勢を称賛している。
そして同選手は、常に先発出場できていないことを十分に理解している様子。それについて「普通のことだ。(FWアドリアン・)ラモスでさえ同じ境遇にいる。我々はトップクラブの1つなのだから」とコメント。ビッグクラブで先発出場を続けられるのは簡単ではないと感じているようだ。
また、ブンデスリーガとセリエAの違いについて「ブンデスリーガのサッカーは、イタリアのセリエAより上」と感じているという。それは「サポーターによって作り上げられている。まるですべての人々がサッカーを経験しているような感じだ」と感嘆している。
このサポーターのために自身もドルトムントの一員としてあきらめずゴールを狙っていくことで、チームが良い方向に向かっていくに違いない。ドルトムント浮上のためにインモービレのゴール量産が期待される。
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