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遠藤航はリバプールで「例外」。サッカー日本代表のドイツ撃破にクロップ監督の心境は?

text by 編集部 photo by Getty Images

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ドイツ代表戦にフル出場したサッカー日本代表MF遠藤航
【写真:Getty Images】



英メディアはユルゲン・クロップ監督の心情を推測

 サッカー日本代表が4−1で大勝した国際親善試合・ドイツ代表戦で、リバプールに所属するMF遠藤航はフル出場を果たした。英メディア『The Liverpool Echo』はクラブでの遠藤の立ち位置を分析。同時に、躍動した遠藤の姿を見たであろうリバプールのユルゲン・クロップ監督の心境を推察している。



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 遠藤は62分、ペナルティエリア内で相手DFニコ・シュロッターベックを倒す場面はあったもののPKは取られず。堅実なプレーを見せ、チームの勝利に貢献している。

 この夏、リバプールは中盤を大量に放出。MFジェイムズ・ミルナー、MFアレックス・オックスレイド=チェンバレン、MFナビ・ケイタ、MFジョーダン・ヘンダーソン、MFファビーニョがチームを去った。

『The Liverpool Echo』はリバプールの今季補強計画について「より若く耐久力のある選手を獲得する計画だった」と振り返り、遠藤の獲得が「例外」だったと分析している。

 今夏、リバプールは遠藤に加えて、24歳のアレクシス・マック・アリスター、22歳のソボスライ・ドミニク、21歳のライアン・グラフェンベルフを獲得した。同メディアは「ハードプレスではなく、技術的で確実性を前面に押し出した中盤を構築しようと意欲的だった」とみている。

 一方で、30歳の遠藤について「平均年齢が下がったチームに経験豊富な選手を加えている」と分析した。

 その上で、マック・アリスター、ソボスライ、グラフェンベルフには「敵陣でボールを保持し、落ち着きとバランス、快適さをもたらす」役割を期待。一方で、「典型的な6番(守備的MF)」である遠藤に「守備の勘の鋭さ」や「新体制で、前向きで若々しい同僚たちを補完する役割」を期待されている。

 同紙は、「ハードワークと粘り強さに満ちた中盤のプレーで、ドイツ代表撃破に貢献したことを熱心に見守っていたに違いない」と日本代表戦の遠藤のプレーについて、クロップ監督の心境を推察する。

 一方で母国の大敗を受け「遠藤の輝きを見たクロップは複雑な気持ちになっただろう」と、その心情を推しはかっている。

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【了】

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