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久保建英、途中出場で2アシストの活躍
サッカー日本代表は国際親善試合でドイツ代表と戦い、4−1で勝利した。レアル・ソシエダに所属するMF久保建英は途中出場し、試合終了間際にMF田中碧、FW浅野拓磨のゴールをアシストした。スペイン紙『Estadio Deportivo』は「久保がフリックの職を危うくする」と、ドイツ代表のハンス=ディーター・フリック監督の危機を伝えている。
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久保は2−1の74分から途中出場すると、90分にインターセプトから抜け出し、GKと1対1に。冷静に浅野にパスを送り追加点をお膳立てした。後半アディショナルタイムには久保が右サイドからクロスを上げると、田中が頭で合わせてダメ押し点を奪った。
この日2アシストを奪った久保の活躍について、『Estadio Deportivo』は「15分で試合を変えた」と表現した。日本代表について「素早い攻撃の創出、ドイツ代表の強いプレッシャーからの打開など、全体的に明らかな優位性を見せた」と評価している。
一方、ドイツについては「形式的には4バックで、ボールを奪うと3バックでDFヨシュア・キミッヒが中盤に入った」と可変システムを用いたことを説明。
ただ右サイドを攻められ「日本がボールを持つとDFニコ・シュロッターベックが(左CBから)左SBにならざるを得なかった」と守備に追われたことを紹介。「ドイツはボール保持率こそ高かったが、チャンスを作ることはできなかった」と評した。
これでドイツ代表は5戦勝ちなし。「フリック監督は以前に『実験の時間は終わった』と説明したが(この試合では)スキーム(戦略)とポジションの面でかなり実験的なものだったことが分かった」と皮肉交じりに伝えている。