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リベンジ狙うドイツ代表を返り討ち

【日本 4-1 ドイツ 国際親善試合】

　サッカー日本代表は現地時間9日、国際親善試合でドイツ代表と対戦した。試合は4-1で日本代表が勝利した。

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　　日本代表はFIFAカタールワールドカップ2022で対戦したドイツ代表との再戦。リベンジに燃える強豪との対戦だ。最終ラインでは冨安健洋がW杯以来の先発入り。2列目には三笘薫、鎌田大地、伊東純也が入り、レアル・ソシエダで絶好調を維持する久保建英はベンチスタートとなっている。

　日本代表は立ち上がりから良いリズムで入り、11分に幸先良く先制した。冨安を起点に鎌田大地が右サイドへつなぐと、菅原由勢が縦にドリブルを仕掛けてクロス。ニアに入った鋭いパスに伊東が右足でうまく合わせてリードを奪う。

　19分にレロイ・サネに同点弾を許したものの、日本代表はすぐに勝ち越しに成功した。22分、右サイドの菅原が再びクロスを入れると、ニアで伊東が触って中央に流れたボールを上田綺世が押し込んで2-1とした。

　日本代表はコンパクトな守備でドイツ代表に中央への侵入を許さず、リードを維持して前半を終える。

　後半の日本代表は、4バックから3バックに変更。菅原と三笘薫が低い位置をとって最終ラインに5人が並ぶような形となり、ドイツ代表に押し込まれる時間が増えた。59分には鎌田と上田が下がって、谷口彰悟と浅野拓磨を投入。センターバックに谷口が入って、伊藤洋輝が左サイドにずれている。

　75分に伊東と守田英正が退き、久保と田中碧を入れた日本代表は、84分に堂安律と橋岡大樹も投入した。守る時間は増えたが、集中は最後まで切らさず、ドイツ代表に決定機を与えない。

　90分には試合を仕上げる1点が決まる。前がかりになっていたドイツ代表からボールを奪った久保が敵陣を独走。GKの前で横につなぎ、浅野ががら空きのゴールに流し込んで3-1になった。さらにアディショナルタイムには久保のクロスから田中にもゴールが決まり、4-1で試合終了となっている。

【得点者】
11分 1-0 伊東純也（日本）
19分 1-1 レロイ・サネ（ドイツ）
22分 2-1 上田綺世（日本）
90分 3-1 浅野拓磨（日本）
90＋2分 4-1 田中碧（日本）

【了】