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ドイツ代表はどのポジションを切り取っても世界トップクラスのタレントと選手層を擁している。しかし、中には所属クラブでのような活躍が出来ず、代表では輝けない選手も少なくない。そこで今回は、選手層が厚すぎるがゆえにドイツ代表で活躍できなかった5人の選手を紹介する。
MF:ミヒャエル・ツォルク
生年月日:1962年8月25日
ドイツ代表成績:7試合0得点0アシスト
ブンデスリーガ成績:462試合131得点24アシスト
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ドルトムントに全てを捧げ、今でもサポーターから愛されているミヒャエル・ツォルクだが、ドイツ代表のキャリアには恵まれなかった。1978年にドルトムントの下部組織に入団し、1981/82シーズンにトップチームデビュー。守備的MFとして主力に定着した。
PKキッカーを務めていたこともあり、守備的MFながらキャリアを通じて7度シーズン2桁ゴールを記録。長年に渡ってドルトムントの主将を務め、1994/95シーズン、1995/96シーズンのブンデスリーガ2連覇、1996/97シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に大きく貢献した。1997/98シーズン限りで現役を引退。通算571試合出場はクラブ史上最多記録であり、158ゴールは歴代2位での記録である。
クラブでのキャリアと対照的にドイツ代表には定着できなかった。代表デビューは30歳となった1992年12月。わずか7試合のキャップ数に留まった。引退後はドルトムントのスポーツ・ディレクター(SD)を務めており、2021/22シーズン限りでの退任し、後任は同じく元主将のセバスティアン・ケールが務めた。