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Jリーグの第2登録期間(ウインドー)が終了した。しかし、フリーの選手を迎えることは引き続き可能で、先日にはヴィッセル神戸にフアン・マタが加入している。そんな同選手以外にも、現在移籍先を探している実力者は多い。今回は、Jリーグクラブにとって強力な助っ人となり得るフリーの選手を5人ピックアップする。※情報は3日時点
GK:カスパー・シュマイケル(デンマーク代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1986年11月5日(36歳)
最終所属:ニース(フランス)
22/23リーグ戦成績:36試合35失点
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マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるピーター・シュマイケルを父にもつカスパーは、つい先日フリーになったばかりの選手だ。
偉大な父がキャリア晩年に過ごしたマンチェスター・シティの下部組織で経験を積み、2004年にトップチーム昇格を掴み取ったが、その後は下部リーグへのレンタル移籍を繰り返すなど、ポジションを確保することはできず。2009年にシティを完全に離れて以降はノッツ・カウンティとリーズ・ユナイテッドでプレーしたが、スポットライトが当たることはなかった。
それでも、2011年のレスター移籍がカスパーのキャリアに光を照らした。ここでレギュラーの座を勝ち取ると、2013/14シーズンには2部優勝&プレミアリーグ昇格に貢献。この頃から、デンマーク代表としても存在感を示すようになった。そして2015/16シーズンには、岡崎慎司やジェイミー・ヴァーディーらと共に“奇跡のプレミアリーグ制覇”を成し遂げ、その名は一気に世界へ。その後もFAカップやコミュニティ・シールドのタイトルをもたらすなど、クラブの歴史を築き上げた。
そんなデンマーク人GKは昨年、「新たな挑戦」を求めて約11年過ごしたレスターに別れを告げ、フランスのニースに加入。昨季はリーグ戦36試合に出場し、クリーンシート11回をマークしている。ところが、指揮官が変わった今季はマルシン・ブルカが1番手となり、開幕からベンチ外が続いていた。そして今月1日、クラブとの契約を双方合意の下で解消することが発表されている。