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鎌田大地のセリエA初ゴールをイタリアメディアも高評価
ラツィオに所属する日本代表MF鎌田大地は、日本時間9月3日のセリエA第3節・ナポリ戦に先発出場し、左足で今季初ゴールを決めた。チームは今季初勝利を挙げている。22/23シーズン王者・ナポリを倒す決勝点を奪った鎌田を、イタリアメディア『Sportmediaset』は高く評価しているようだ。
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鎌田は1-1で迎えた後半7分、FWルイス・アルベルトがスルーしたボールをゴール正面でトラップ。左足で放ったシュートは相手の股を股を抜きゴールに突き刺さった。後半20分に交代となったが、チームは鎌田のゴールを守り抜いて勝利した。
『Sportmediaset』はマウリツィオ・サッリ監督、FWフェリペ・アンデルソン、ルイス・アルベルトともに鎌田の名を挙げ、「ナポリに的を絞らせず、局面を打開するための作戦よりも個人プレーに頼らざるを得なくさせた」と、ナポリを混乱させたと分析している。
同メディアは鎌田をスタメン出場した選手の中で3位タイの6.5と採点。短評では「出だしはやり過ぎ」と辛らつだったが、その後は「秩序とフィジカルで中央でなんとかプレーした」と評価した。
また鎌田のゴールをお膳立てしたルイス・アルベルトのプレーについては「チケット代を払う価値があった」と称賛した。
同メディアは、ナポリがセリエAでラツィオに2連敗したのは1997年以来だと伝えた。また、日本人がナポリ戦でゴールを決めたのは09年のFW森本貴幸、13年の長友佑都以来、鎌田が3人目だと紹介している。
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