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久保建英、グラナダ戦の先制点後に…

　レアル・ソシエダに所属する日本代表FW久保建英がラ・リーガ第4節、グラナダ戦で先制ゴールを決めた後に「16」と書かれた謎の紙のようなものを取り出した。推測にすぎないが、かつて世代別代表でともに戦い、8月に左膝のけがをし、全治約1年の長期離脱を余儀なくされたヴィッセル神戸のMF齊藤未月に送ったメッセージともとれる。

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　久保はグラナダ戦の前半9分にゴールを決めた後、同僚とハグを交わしてから、「16」と書かれた紙のようなものをカメラに向かって見せつけていた。

　齊藤は湘南ベルマーレ時代や、今季期限付き移籍で在籍する神戸で背番号16をつけている。8月19日の柏レイソル戦で負傷交代し、21日に左膝複合靱帯損傷などで長期離脱するとクラブが発表した。

　グラナダ戦後のインタビューで、久保は「16」の意味について質問を受けている。インタビュアーは日本人としての最多得点記録を塗り替えたとの意味か、と聞いた。ただ久保は「それは秘密です。その人には伝わったはずです」と煙に巻いている。

　齊藤は99年生まれの24歳、久保は01年生まれの22歳だが、かつて世代別の日本代表でともにプレーしていた。

　齊藤が湘南、久保が横浜F・マリノスに所属していた18年のU-19選手権ではともに日の丸を背負ってプレー。準々決勝のインドネシア戦ではともにスタメンに名を連ねた。齊藤はこの試合、キャプテンマークを巻きフル出場。2−0で勝利し、途中交代した久保とともにU-20ワールドカップ出場を決める原動力となった。