DF長友佑都（インテル）は初勝利への意気込みを示した【写真：Getty Images】
日本代表は9日、新潟市内でジャマイカ戦に向けた前日練習を行った。
DF長友佑都（インテル）は、アギーレ体制での3試合目に臨むにあたって「戦う上で勝利は欲しいし、それが僕らの自信にもなる」と、初勝利への意気込みを示した。
前回は負傷によって欠場したMF香川真司については「僕はあくまでも真司を気持ちよくプレーさせる。それが代表のために絶対、一番大事なことになってくる」とし、「彼を生かして自分も彼に生かしてもらう、そういう部分を意識していきたい」と、その存在の重要性を語った。
また、ザッケローニ体制ではポゼッション重視の“攻撃サッカー”を目指していたが、アギーレ監督は「堅い守備」を重視することを明かしている。チームとしてのスタイルは大きく変化しているが、SBに求められるプレーについては「変わらない」という。
「後ろに下がって守備するだけだったら、僕より良い選手が多勢いると思う。僕の特徴は前にも出られるし、帰ってきて守備も出来ること。それが自分の特徴だと思っているから、出られる時は積極的に行けばいいと思う」と攻撃的な姿勢は失わないことを強調した。
08年、既にFC東京でデビューしながらも明大在学中に代表デビューを果たした長友だが、9月には28歳の誕生日を迎えた。代表でも年長組となることには「もうおっさんなんでね（苦笑）。年も取ってきているし、若い選手たちに刺激をもらいながら、前に進んでいきますよ。やれることはやります」と心境を述べた。
【了】
