QPR監督のハリー・レドナップはトッテナムの監督時代に当時アヤックスでプレーしていたルイス・スアレス、そして元インテルのパトリック・ヴィエラの獲得間近だった、と自著『A Man Wlaks On To a Pitch』で明かした。連載元の『デイリーメール』が8日に伝えている。
レドナップは当時ルート・フリットから「ハリー、彼(スアレス)を獲得するんだ、彼は素晴らしいプレーヤー」と勧められたが、結局獲得には至らなかった。
「当時のスカウトからのレポートでは、彼はサイドでプレーする選手とされていた。我々は純粋なストライカーを探していたんだ」と当時のことを振り返った。
獲得に踏み切った頃には時すでに遅し。スアレスの値段は高騰し、最後にはリヴァプールが2280万ポンド(当時のレートで約30億円)で獲得した。
さらに元アーセナルのパトリック・ヴィエラ氏についても彼がインテル在籍時に獲得に近づいていたと明かした。彼の家で実際に話したというレドナップ。同じロンドンを本拠地とするトッテナムへのへの移籍に関しても、不安を感じておらず、むしろ自信に溢れていたという。
しかし、ヴィエラ氏に関しても移籍は実現しなかった。2010年1月にはマンチェスター・シティがこの元フランス代表MFを獲得している。
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