フランス代表合宿に参加中のレアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマがカタルーニャの独立問題について言及した。スペイン『アス』が伝えている。
カタルーニャでは、9月11日にスペインから独立の是非を問う国民投票を求める大規模なデモが行われた。カタルーニャ州アルトゥル・マス首相は11月9日に国民投票を行いたい意向だが、中央政府は未だに認めていない。
スペインサッカー連盟(LFP)のハビエル・テバス会長は独立に成功した場合、バルセロナはリーガに居続けるのは不可能だと断言。だが、バルサのライバルチームであるマドリーのベンゼマは、バルサの必要性を訴えている。
「バルサがリーガに残るよう願うよ。マドリーもバルサも偉大なチームだ。フランスリーグでプレーするなら別の問題だけど、リーガはバルサを必要としている」
先般のスコットランドの独立を問う投票以降、世界各地でマイノリティによる独立の機運が高まっている。カタルーニャもその一つではあるが、バルサという大きな問題がある。リーガを脱退してでも独立を支持すべきなのか、ファンの心情は複雑だ。今回のベンゼマの発言に心が揺れてもおかしくはない。
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