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日本代表 10年前

外国人記者が見た豪州戦。“ザック流”4-2-3-1での勝利に「世界レベルでは無理。2018年に向けて何か考えないと…」

日本代表は、オーストラリアと対戦して2-1勝利。この試合について、チェーザレ・ポレンギとのショーン・キャロルに話を聞いた。

text by 編集部 photo by Getty Images

「やっぱりこのメンバーが『本物の日本代表』」

外国人記者が見た豪州戦。“ザック流”4-2-3-1での勝利に「世界レベルでは無理。2018年に向けて何か考えないと…」
内田篤人から太田宏介に代えて臨んだ日本代表【写真:Getty Images】

 日本代表は18日、ヤンマースタジアム長居でオーストラリアと対戦して2-1で勝利を収めた。

 この試合について、フットボールチャンネルのマネージング・エディターを務めるチェーザレ・ポレンギとイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に話を聞いた。

――スタメンが発表されましたが、前回ホンジュラス戦から変更となったのは内田に代えて太田が入ったのみですね

ショーン・キャロル(以下、ショ)「やっぱりこのメンバーが『本物の日本代表』。個人的には遠藤に注目したい。前回は良かったけど、もっと強い相手との試合ではどうなるのか?」

チェーザレ・ポレンギ(以下、チェ)「僕は酒井高徳に注目。この試合にミランのスカウトが視察に来ているらしい」

――立ち上がり、日本は上手くペースを掴めませんね

ショ「予想通り。両チームはポッセッショーンをキープしているけど、まだリスクを負っていない」

チェ「リズムが悪い。シュートまで行けていない。パスでチャンスを作らないと。せっかく武藤と岡崎がいるんだから、もっと縦パスを狙ったほうが良いんじゃない?」

――対戦相手のオーストラリアはいかがですか?

ショ「オーストラリアは、ウイングを中心に攻撃している。対して、日本は相変わらず速いカウンター。あんまり上手くいっていないけど、オーストラリアの方がホンジュラスより組織があるチーム」

チェ「すごくコンパクトで、自然に良い守備が出来ているね」

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