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鎌田大地、ラツィオ行きの可能性が再浮上
アイントラハト・フランクフルトを退団後、移籍先を探している日本代表MF鎌田大地が、再びラツィオとの交渉を加速させているようだ。その一方で、ディナモ・モスクワに所属するロシア代表MFアルセン・ザハリャンの獲得を見送る公算が大きくなったと、イタリアメディア『チッタセレステ』が報じている。
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鎌田はフランクフルトと契約延長しないことを決断した後、ミランにフリー移籍することで合意。契約締結寸前まで話が進んだが、同選手の交渉を主導してきたパオロ・マルディーニ氏などが退任し、状況が一変したことでミラン行きの可能性は消滅した。その後、ローマなどが相次いで争奪戦から撤退。交渉を始めたセリエA昇格組のジェノアが、最も有力な移籍先候補となっていた。
同メディアによると、年俸などの面で破談したと考えられていたラツィオ行きの可能性が再浮上したという。同メディアは「昨季、16得点7アシストの活躍を見せた26歳に再び道が開かれた」とし、ラツィオと鎌田が話し合っていると報じた。その根拠の一つは、アルフレッド・ペドゥラ記者が「鎌田とラツィオ。新しい交渉が進行中」と伝えていること。もう一つは、スポーツディレクター(SD)を務めるアンジェロ・ファビアーニ氏がロシアメディアの番組『スポーツ24』で「ザハリャンの獲得は、EU圏外の選手のためのスペースがないという事実のために失敗した」と発言したことにある。同メディアは「鎌田に対する興味がまだあることを裏付けるものだ」と、強調している。ラツィオはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を持っているだけに、魅力的な移籍先候補となりそうだ。
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