今シーズン、チェルシーGKペトル・チェフはレギュラーの座をベルギー代表ティボ・クルトワに奪われ、リーグ戦の出場は5日のアーセナル戦に途中出場したのみ。それもクルトワの負傷を受けてのものだ。
夏にはASモナコやレアル・マドリーからの関心が報道されたが、結局チームに残る決断をしている。
とはいえ、これ以上ベンチスタートが続くようであれば、チェフのチェルシー退団も現実味を帯びてくるようだ。7日『ガーディアン』をはじめ、イギリス複数メディアはチェフが地元チェコのラジオで自身の状況について語ったと伝えている。
「クラブの誰かに話したわけじゃないけど、みんな今の状況が僕のイメージ通りでないことはわかっている」
開幕からクルトワが“No.1”のポジションを務めている現実を受け入れ、残留を決意したとされるチェフ。しかし、それは決して控えのポジションを受け入れたという意味ではない。
チェコ代表としてはすでに100キャップを越えた。次回のEURO2016開幕は34歳で迎える。
「EUROと代表チームでのことを考えれば、ベンチに座り、プレーできない時間を過ごしている余裕はない。この状況が好転しないならば、当然改善したいと思うだろう」
EURO予選を戦うチェコ代表は10日にトルコ、13日にカザフスタンとそれぞれアウェイで対戦する。
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