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本田、ミランでの好調の要因は価値観の変化「W杯前とは180度くらい変わった」

text by 編集部 photo by Getty Images

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FW本田圭佑(ミラン)は、ハビエル・アギーレ監督の下での初勝利へ決意を示した【写真:Getty Images】

 日本代表は7日、新潟市内でジャマイカ戦(10日)に向けた練習を行った。

 FW本田圭佑(ミラン)は、合宿2日目からの合流となったが「それを言い訳にしても試合は勝たせてくれないと思う。状況は変わらないので、やるしかない」とハビエル・アギーレ監督の下での初勝利へ決意を示した。

 今シーズンは所属するミランで6試合全てに先発して4得点を挙げるなど、地元メディアも唸らせる活躍を見せていることからも、「手応えはある」と胸を張り「どうしても数字がクローズアップされてしまうけど、本当に取り組んでいるものが別にある。しっかりと準備してみなさんを喜ばせられるようにしたい」と代表での活躍にも意欲十分だった。

 本人も言う通り、ここまでのパフォーマンスでは得点もさることながら守備面での貢献も光っており「W杯後に反省したこと、自分自身の物差しを一から作り直したいってことは前にも言ったと思う」としたうえで「それに伴う意識の変化って言うのは、W杯前とは180度くらい変わったことは間違いないと思う」と、自らの価値観が大きく変化したことを明かした。

 また、第5節チェゼーナ戦ではCKからアシストを決め、直近の第6節キエーボ戦ではFKを直接ゴールにするなどセットプレーの精度も格段に向上した。

 その要因の一つとして、今季からFK専門のコーチを付けたことが挙げられているが「彼から言われているのは、しっかりとセットプレーの時間を作ること。練習からだけど、できるだけ増やすことを伝えられている」とし「結果がついてきているのかなと思う」と手応えを語った。

【了】

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