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2010年南アフリカワールドカップで日本代表は初めて自国開催以外の大会で決勝トーナメントに進んだ。前評判は悪かったが、大舞台で結果を残した。日本代表のスターはどれくらいの価値を持っていたのか。2010年当時の市場価値トップ10を紹介する。(移籍金は『transfermarkt』参照。金額が並んだ場合はサイト準拠。)
10位:岡崎慎司(背番号9)
生年月日:1986年4月16日
日本代表成績:119試合50得点12アシスト
南フリカワールドカップ成績:4試合1得点0アシスト
市場価値:290万ユーロ(約4億600万円)
所属クラブ:清水エスパルス
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岡崎慎司にとって南アフリカワールドカップは悔しさもあった大会だろう。だが、それを力に変えたことで、さらに大きな飛躍につながったとも言えそうだ。
2008年に日本代表デビューを飾った岡崎は、2009年のアジア最終予選ウズベキスタン代表戦で日本代表を本大会出場に導くダイビングヘッドも決めるなど、大会直前までセンターフォワードのレギュラーだった。しかし、直前のテストマッチで日本代表はパフォーマンスが上がらず、本番では同世代の本田圭佑がこの位置を担当。岡崎は4試合全てでベンチスタートだった。
それでも岡崎は、腐らないどころか、悔しさをプレーにぶつけた。初戦のカメルーン代表戦はポストを叩く惜しいシュートを放ち、2戦目のオランダ代表戦でもクロスバーをわずかに越えるボレーシュートでゴールに迫った。そしてグループステージ最終戦では、本田のラストパスからゴールを決めている。
控えに降格となったもののインパクトを残した岡崎は、2011年1月に清水エスパルスを離れてドイツのシュトゥットガルトへ移籍。2015年から所属したイングランドのレスター・シティではプレミアリーグ優勝にも貢献し、市場価値を1000万ユーロ(約14億円)まで高めた。