バルセロナのDFジェラール・ピケは、英メディアが報じた古巣マンチェスター・ユナイテッドへの復帰の可能性を否定した。英誌「フォー・フォー・ツー」が伝えている。
今季、新たに就任したルイス・エンリケ監督の下、出場機会を減らしているピケ。英メディアは、そんなピケに対して04-05から07-08シーズンまで在籍した古巣のユナイテッドが興味を示していることを報じたが、本人は「僕は世界最高のクラブにいる。いつもここでプレーすることを夢見てきたんだ。去るつもりは毛頭ない。大体、契約延長したばかりだ」と否定。
さらに、「歴史とプレースタイル、そしてカタルーニャと共有するアイデンティティーによってこのクラブを愛している」とクラブへの愛情を語った。
また、FWリオネル・メッシは同じく1987年生まれで共にバルサカンテラで育った同期。「最初はとても内気だったけど、スイスのある大会に行ってからは誰も彼がしゃべれないとは言わなかった。子供にとって違う大陸での生活は難しい。彼はそれを乗り越えて世界最高の選手となった」と少年時代を振り返るとともに称賛の言葉を贈った。
同誌に対しては、レアル・マドリーとのライバル関係に関しても言及。「歴史的なライバル関係。バルサとマドリーが対戦するときはサッカーだけには収まらない。それ以上の線を超える」と強烈な対抗意識を語った。
そして、ピケはもしサッカー選手でなかったら「ビジネスマン、企業会社のディレクター」になりたかったとも述べていた。
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