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チェルシーがイングランド代表の96億円DFを買い戻しか

　チェルシーは現地時間18日、DFウェズレイ・フォファナが膝の前十字靭帯を負傷して、手術を受けたことを発表した。イギリス紙『デイリー・メール』が現地時間19日、チェルシーがフォファナの代役としてクリスタル・パレスのDFマーク・グエイの獲得することを検討していると報じている。

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　昨年の夏にチェルシーに加入したフォファナは、昨シーズン、膝の怪我により長期離脱を強いられていたが、今季も再び大怪我に見舞われてしまった。同紙によると、今回の負傷によりかなりの長期離脱が予想されており、チェルシーは代役の補強を検討しているようだ。

　そこで名前が浮上したのが、23歳のイングランド代表CBグエイだ。チェルシーの下部組織出身のグエイは、トップチームではほとんど出場機会に恵まれず、2021年の夏にクリスタル・パレスに完全移籍している。同紙によると、その時の移籍金は1800万ポンド（約28.8億円）だったようだが、そこからグエイはレギュラーを確立し、イングランド代表に選出される存在にまで成長。現在、クリスタル・パレスはグエイの価値を6000万ポンド（約96億円）と評価しており、チェルシーがグエイを買い戻すには売却時の3倍以上の移籍金を払う必要があるようだ。

　7000万ポンド（約112億円）をかけて獲得したフォファナが再び大怪我を負ってしまい、代役としてグエイを獲得するにも、チェルシーはその額に迫る移籍金を支払わなければならない。シーズン開幕が迫る中、チェルシーは非常に難しい状況下にある。