バイエルン、史上最速V記録更新の可能性も
ブンデスリーガが国際親善試合の開催に伴う中断期間に突入した6日付の大衆紙ビルトでは、「6つの大胆な、際どいブンデスリーガのテーマ」という大きな特集が組まれた。今、ドイツではブンデスリーガについて何が主要なトピックとなっているのか。1つずつ覗いてみることとする。
トピック1「バイエルンはきっと冬の王者になるだろう!」
ビルト紙は「民族衣装を履いたペップ・グアルディオラ」として、ミュンヘンのオクトーバー・フェストに参加したバイエルンの面々を取り上げた。レヴァンドフスキ夫妻、アロンソ一家、そして半分飲み干されたジョッキを片手に「乾杯(prost)!」のポーズを取るグアルディオラの大きな写真が掲載されている。
「昨季バイエルンは第27節にはシャーレ(優勝皿)を思うままにした。記録は誰も打ち破ることが出来ない―バイエルン自身を除いては!?」として、同紙は「計算上はあり得る」と首位を独走し始めた昨季同様にバイエルンが史上最速優勝することも可能と見ている。
ビルト紙記者のフェリックス・ジーベル氏は「中断期間の後でリベリーとチアゴとともにバイエルンはまだなお強くなるだろう。そして今シーズンはより速く優勝する」と記している。
トピック2「ドゥットは次にクビになる!」
バイエルンとは対照的に、ブレーメンは最下位に沈んで未だ勝ち星に恵まれていない。このことによって、ロビン・ドゥットはハンブルガーSVの監督を解任されたスロムカに続いて、シーズン中に解任となる2番目の指揮官になる、というものだ。
ブレーメンのマネージャーであるトーマス・アイヒンはビルト紙に対して「私は監督に何も言っていない。この問いには答えられない」とコメントを残した。