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ジョアン・フェリックスのバルセロナ移籍が困難な理由
アトレティコ・マドリードに所属するポルトガル代表FWジョアン・フェリックスは、イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏とのインタビューに応じ、「バルセロナでプレーしたい」という衝撃的なコメントを残した。しかし、バルセロナへの移籍は困難なようだ。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
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以前からディエゴ・シメオネ監督との確執があると伝えられてきたフェリックスは、昨シーズンの冬にチェルシーへとレンタル移籍を果たした。リーグで低迷するチェルシーの中でも持ち前の才能を発揮し、リーグ戦11試合に先発して4得点を挙げている。
今夏レンタルバックとなったフェリックスは、今季再びアトレティコでプレーする見込みとなっていたが、そんな彼の口から耳を疑うようなコメントが飛び出した。
「バルセロナは常に私の最優先の選択肢で、私は本当にバルセロナに加入したい。それは子供の頃からの夢だった。もし移籍できれば、私の夢が叶うことになる」と、フェリックスはアトレティコに所属しているにもかかわらず、堂々とライバルクラブへの愛を告白したのだ。
同紙によると、フェリックスの代理人であるジョルジュ・メンデス氏とバルセロナのジョアン・ラポルタ会長は非常に良い関係性を持っているという。しかし、ラポルタ会長は「SB1人とMF2人」の補強を求めているようで、そこにはフェリックスのようなストライカーは含まれていない。また、バルセロナは財政問題を抱えており、仮にレンタル移籍での獲得だとしても、フェリックスと契約することは難しいという。獲得を実現させるには、アンス・ファティ、フェラン・トーレス、フランク・ケシエら多くの選手を売却しなければならないようだ。
バルセロナ加入が難しい状況にある中、アトレティコへの忠誠心を欠くような発言をしたフェリックスの居場所はどこになるだろうか。
【了】