6日のドイツ紙『WAZ』で、カイザースラウテルンとカールスルーエ両チームにドイツサッカー協会(DFB)が事情聴取を行うと報じられている。
調査の理由は、4日に行われたブンデスリーガ2部第9節のカイザースラウテルン対カールスルーエ戦において、サポーター同士の乱闘があったためだという。
事件はスタジアムのサポーターエリアで発生し、警察官によると両チームのサポーターによる衝突によるもののようだ。同紙によれば、覆面をした約100人のカールスルーエサポーターが障壁を破壊し、カイザースラウテルンエリアに侵入してきた様子。その結果、警備員6名、両チーム6名の負傷者が出た模様。
さらに、試合終了前にも花火や爆竹を観客に投げつけるなどして、警備員5名、警察官1名が負傷。その他にも駅までの帰路でサポーター同士のいざこざがあるなど多数の問題が発生している。
これに対し、カールスルーエのインゴ・ヴェレンロイター代表は「当事者は、試合前にカイザースラウテルンサポーターから嫌がらせを受けていた」とラジオ番組「Sport im Dritten」で明かした。
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