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ブレイク候補!? マンチェスター・ユナイテッドの逸材5人。クラブの未来を背負う若き才能たち

シリーズ:クラブの未来を背負う若き才能たち text by 編集部 photo by Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド 最新ニュース

 近年ではキリアン・ムバッペやアーリング・ハーランドを筆頭に、10代から活躍する選手は決して珍しくない。既にトップチームで頭角を現し、世界中に認知されている選手もいるが、これから出てくる逸材も数多くいる。今回はマンチェスター・ユナイテッドの将来を担う逸材5人を紹介する。(市場価値は『transfermarkt』を参照、通算成績は公式戦に限る。)


FW:ガブリエレ・ビアンケリ(U-18ウェールズ代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:2006年9月18日
トップチーム通算成績:なし
市場価値:不明


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 ガブリエレ・ビアンケリは、これからの成長が期待されている16歳のFWだ。

 ウェールズ出身のビアンケリは、カーディフ・シティの下部組織で育った有望株。2022年にはカーディフでU-21の試合に出ていた。その才能には多くのクラブが関心を示しており、チェルシーを含むプレミアリーグ複数クラブとの争奪戦の末、今年2月にユナイテッドへの移籍が決まっている。

 とはいえ、まだトップデビュー前の才能。ユナイテッドはどのようにビアンケリを発見したのだろうか。英『マンチェスター・イブニングニュース』は、アカデミーのコーチであるデイビッド・ヒューズの後押しがあったとしている。同コーチは2021年7月から1年間カーディフのアカデミーを担当していたため、ビアンケリをよく知っていたという。

 ビアンケリはセンターフォワードが本職。ボールを引き出してミスなくワンタッチでパスをさばく技術があり、もちろん自ら勝負を仕掛けることもできる。サイドに流れて前を向くプレーも得意としているようで、万能型のストライカーという評価だ。

 ビアンケリはウェールズ生まれだが、イタリア人の血を引いており、現時点ではウェールズのほかにイタリアでもイングランドでも代表になることができる。将来、どの国のユニフォームを着て代表戦を戦うかも注目を集めそうだ。

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